ファインダーは約236万ドットのOLED。ファインダー倍率は約0.62倍で、上位のX-T20と同じで、X-T2よりはちょっと劣る。エントリー機としては大きくて見やすく覗いていて不満はあまり感じない。これは良い。
エントリーモデルらしいのは撮影モードダイヤルを持っていることだ。Xシリーズは撮影モードダイヤルを持たず、その代わりにシャッタースピードやレンズの絞りダイヤルを組み合わせて露出を決める(それもAにするとプログラムオートになる)のだが、X-A5やX-T100はかつての「FinePix」のように撮影モードダイヤルが搭載されているのだ。
注目はシーン自動認識オートの「SR+」(アドバンストSRオート)。エントリーモデルには欠かせない。
シーンを認識すると画面下にそれを表示してくれる。
人を撮るときは「人物」。
夜だと「夜景」といった具合。
メインの被写体としてカメラが判断したエリアが緑の枠で表示されるのは分かりやすい。それが間違ってると思ったら、タッチAFを使えば良いのである。
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