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» 2018年09月06日 07時10分 公開

ゲームクリエイター・田尻智:「ポケモン」生みの親に聞く Pokemon Goは「画期的だった」 (1/2)

世界中で人気のゲームソフト「ポケットモンスター(ポケモン)」を考案した田尻智さん。平成8年にシリーズ第1作を発売してから22年余り、アニメやカードゲームなどさまざまに“進化”するポケモンを、原案者として支え続けている。

[産経新聞]
産経新聞

 〈世界中で人気のゲームソフト「ポケットモンスター(ポケモン)」を考案し、平成8年にシリーズ第1作を発売した。それから22年余り、アニメやカードゲームなどさまざまに“進化”するポケモンを、原案者として支え続けている〉

 ポケモンを世に出す前から、普通の大人が普通にゲームをするような、そんな時代になればいいと思っていました。僕がゲームセンターに通っていた中学生の頃は、ゲームといえば非行の始まりで、大人たちから白眼視されていましたからね(笑)。

ALT 田尻智さん(松本健吾撮影)

 ゲームは子供がするものという固定観念も打ち破りたかった。そして今、普通の大人も普通にゲームを楽しむ時代になっています。家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機が普及し、それで遊んだゲーム世代が大人になったこともありますが、優れたゲームがたくさん出てきて、人生を豊かにするアイテムの一つとして広く認められたからでしょう。

 〈28年夏に配信されたスマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」は世界的なブームとなり、現在も子供から高齢者まで幅広い世代に親しまれている〉

 確かにポケモンGOは画期的でした。それまでゲームは家の中で遊ぶ、不健康なものだというイメージがありましたが、ポケモンGOによって、遊びのフィールドが一気に広がりましたから。高齢者からも「健康にいいからポケモンGOをしよう」と、そんな声が聞こえてくる。ポケモンを外に連れて歩くというのは、ゲーム本来のコンセプトでもあります。原案者として、こうした広がりはとてもうれしいですね。

 〈もともとのポケモンは携帯型ゲーム機用ロールプレーイングゲーム「ポケットモンスター 赤・緑」(8年発売)だ。11年に「金・銀」、22年に「ブラック・ホワイト」、28年に「サン・ムーン」など、シリーズ商品を次々に生み出し、累計売上数は世界で約2億2800万本に上る〉

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