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これが世界の最新ガジェット! IFAに集まったスタートアップの面白デバイスまとめIFA 2018(2/2 ページ)

» 2018年09月11日 07時00分 公開
[山本敦ITmedia]
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自動で洗濯物を折りたたんでくれるFoldiMate

 FoldiMateはアメリカのカリフォルニア州に拠点を置く、2016年に設立されたスタートアップだ。その最初の製品が自動で洗濯物を折りたたんでくれる「FoldiMate」。誰もが業務用機器と思うサイズだが、同社のスタッフはB to Cの「家電」であると強調していた。さすがアメリカ。

FoldiMateの自動洗濯物折り畳み機

 本体の上部にある投入口に洗濯物を入れると下のトレイからたたまれた衣類が数秒後に出てくるという。折りたためるのは水分をしっかり取って乾いたTシャツ、ボタン付きのシャツ、スウェットにジーンズ、タオルなど。女性のおしゃれ着やベッドシーツなど大きなもの、ハンカチなど小さいものには不向きなようだ。

本体の上部からシャツなどを入れると、数秒できれいに折りたたまれて下から出てくる

 19年にアメリカで発売予定で、IFA NEXTのブースではまだ動く様子を見ることはできなかった。価格は980ドル(約11万円)を予定している。

iPadでアルファベットや算数が学べるスマートトイ

 Morboticはフランスで知育用スマートトイを開発・販売しているスタートアップだ。同社の「Smart」シリーズは、Appleの「iPad」やSamsung「Galaxy Tab」に対応した専用アプリと、数字やアルファベットの形をした木製スタンプのパッケージだ。

Morboticのスマートトイ

 アプリの画面に表示される「足し算」「ボキャブラリークイズ」などに、スタンプを押す感覚で回答することで、直感的に学べる。スタンプの裏側にあるセンサーでアルファベットや数字を認識しているという。

タブレットの画面に木製のスタンプを押すとアルファベットや数字を入力できる
木製ブロックの裏側にあるセンサーの位置でアルファベットや数字を識別している

 同社スタッフによると、現在アルファベットを使用している地域の言語に次々と対応しているところ。日本語もひらがなやカタカナなら対応できるだろうか。

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