2018年、G-SHOCKは誕生35周年を迎えた。同時にフロッグマンも誕生25周年の節目。カシオが9月5日に発表した3機種の「G-SHOCK誕生35周年記念モデル」には、メタルと樹脂を融合させたMTGシリーズ「MTG-B1000TF」、究極のサバイバルタフネスを追求した「RANGEMAN」(レンジマン)「GPR-B1000TF」に加え、フロッグマンのGWF-1000をベースにした「GWF-1035F」が名を連ねた。
GWF-D1000ではなくGWF-1000を採用したのは、価格面に配慮したため。多くのファンに手の届くモデルにしたかったと牛山氏は説明している。
3機種の統一テーマは「地球誕生時のマグマの海」。いずれもブラックとレッドを基調とし、35周年を祝う華やかなローズゴールドとイエローゴールドを配した。いずれも11月16日に発売予定だ。
ところで、代々のフロッグマンはケースの裏側にカエルのイラストを刻印していることをご存じだろうか。伝統的にカシオ社内のデザイナーが手掛けるというカエルのイラストは、製品の特徴によって姿を変える。
例えば2001年に発売したカーボンファイバー柄の「GW-201NT」ではカエルがチェッカーフラッグ柄(市松模様)になり、初の電波ソーラー・GWF-1000では口にパラボラアンテナをくわえた通称「メカ蛙」になった。水難救助のプロに受け入れられたGWF-D1000ではヘルメットをかぶっている。
牛山氏によると、35周年モデルのGWF-1035Fには、代々の特徴的なカエルたちが随所に描かれているという。正確な数と場所は秘密だ。
「分かりやすいのは裏ぶたやバンドの先、遊環(ゆうかん、バンドを固定するパーツ)でしょうか。その他、『えっ』と言ってしまいそうな細かい部分にもカエルのイラストが入っていますから、ぜひ探してみてください」
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