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» 2018年09月28日 06時29分 公開

東京五輪のサマータイム「導入は困難」 自民党の研究会でも反対意見が相次ぐ (1/2)

東京五輪に向け、サマータイム導入の是非を検討する研究会後、遠藤利明・元五輪相は「東京五輪での導入は困難」との認識を示した。五輪の酷暑対策やレガシーとして首相が導入の検討を指示していたが、機運は急速にしぼんでいる。

[産経新聞]
産経新聞

 自民党は27日、東京五輪・パラリンピックが開催される平成32(2020)年に向け、夏の時間を1〜2時間繰り上げるサマータイム(夏時間)導入の是非を検討する研究会(河村建夫会長)の初会合を開いた。五輪組織委員会副会長の遠藤利明・元五輪相は会合後、東京五輪での導入は困難との認識を示した。五輪の酷暑対策やレガシー(遺産)として安倍晋三首相が導入の検討を指示していたが、機運は急速にしぼんでいる。

画像 自民党サマータイム導入に関する研究会の第一回会合に臨む(左から)遠藤利明氏、河村建夫会長、中曽根弘文氏=27日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 遠藤氏は「気持ちとしては導入したいが、物理的にシステムの問題や国民の世論の反応をみると、なかなか難しい」と述べた。自民党の研究会でも導入に反対する意見が相次いだ。

 「来年は元号が替わり、(同年10月の消費税増税に伴う)軽減税率を含めシステム改修が必要なところにサマータイムまであったら、エンジニアはパンクする」

 「(五輪を)なんで秋にやらないんだとなる。五輪と絡めてというのは賛成できない」

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は27日の記者会見で「国民の日常生活に影響が生じる」と重ねて慎重な姿勢を示し、公明党の山口那津男代表も記者会見で「公明党としては批判的な意見が強い。国民も戸惑う」と疑問を呈した。

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