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ポケモンGOの対人戦は「さくっと遊べて戦略性も」 報酬に「シンオウのいし」(2/2 ページ)

» 2018年12月04日 23時00分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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 トレーナーバトルには、1)近くにいる人と対戦 2)「親友」以上のフレンドと対戦、そして練習を兼ねた対コンピューターバトルの 3)チームリーダーとの対戦があります。近くの人と対戦する場合、ニアバイに新設される「トレーナーバトル」画面に表示された二次元バーコードをカメラで読み込むとスタート。GPSの情報も利用するため、例えばSNSに二次元バーコードだけを公開しても対戦はできません。

二次元バーコードをカメラで読み込む

 バトルのシステムは、通常わざでゲージを溜め、スペシャルアタックを繰り出す部分は従来通り。サードアタックをアンロックしていると画面に2つのアイコンが並び、ゲージが溜まったものから使用できます。スペシャルアタックを選択し、画面を連打して力を蓄える(=チャージ)と威力が上がります。

ポケモンの横には常時トレーナーのアバターが表示されていて、ポケモンを交代させるときはちゃんとモンスターボールを投げます。スペシャルアタックは選択後、画面を連打して力を蓄える(=チャージ)と威力が上がります

 一方、敵の攻撃に対し、これまでのバトルのようにスワイプで避けることはできません。その代わり、3体のバトルを通じて2回だけ「シールド」を出して敵の攻撃を防ぎます。相手がスペシャルアタックを出すとき、シールドを使うかどうか選択する画面になります。制限時間は約4秒(3から0までのカウントダウン)。素早く判断しなければなりません。

 「例えば敵が相性の悪いポケモンでしたらシールドを使い、そうでなければ受ける判断もあります。3匹のポケモンのうち、どこでシールドを使うかが、勝負を決める重要な要素になります」(須賀さん)

シールドを使うかどうかは素早く判断しなければなりません

 ポケモンは体力(CP)がゼロになると倒れます。手持ちの3体がすべて倒れると負け。また1回のバトルは最長4分間で、終了時に倒れていないポケモンの数、あるいは体力の残っている割合が高いほうが勝ちです。

 バトル後にはリワード(報酬)があります。勝った場合は「シンオウのいし」や「ほしのすな」など、負けてもほしのすながもらえます。ただし、報酬が出るのはトレーナー同士のバトルで1日3回まで、チームリーダーとの対戦では1日1回まで。なお、トレーナーバトルの対象年齢は13歳以上となっていますが、チームリーダーとの対戦に年齢制限はありません。誰でも気軽に楽しめます。

リワード(報酬)で「シンオウのいし」もでてきます(画面は英語版です)

 Nianticの須賀さんは、「今回のトレーナーバトル追加で、ポケモンGO配信開始当時のPVに含まれていた機能がすべて投入されることになりました。ポケモンGOが『ある程度、できあがったかな』と思っています」話しています。「テストでは6対6のバトルも試しましたが、どうしても(時間が)長くなってしまいます。外でも遊べるようシンプルにしたかったので3対3とし、ポケモンを入れ替える機能を入れたことで、さくっと遊べるが戦略性もあるバトルに仕上げました。“ちょうど良いところ”に落ち着いたと思っています」(須賀さん)。新しいカタチになったポケモンバトル、もうすぐ体験できます。

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