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じっくり写真を撮りたい人に ちょっと大きめ中判デジカメ、富士フイルム「GFX 50R」荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/5 ページ)

» 2018年12月27日 08時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 いやあ階調が豊かで滑らかなのみならず、等倍で見るとディテールの描写も優秀で、広大な風景を撮りに行きたくなるカップリング。

階調は柔らかいし、ディテールはシャープすぎず、でもしっかり細かいところまで解像してるし、ワンランク上のクオリティである(23mm 1/350秒 F8 ISO100)

 この23mmレンズがなかなか良い。

 広角ならではの遠近感を生かして石灯籠の中から顔を出してる招き猫。

お風呂に入って気持ちよさそうに外を眺めてる招き猫、って感じがしません?(23mm 1/220秒 F4 ISO800)

 高感度はどんなものかとクリスマスツリー(映画の宣伝用みたいだったけど)を。F16まで絞り、ISO6400で撮影。

空が紫のグラデーションになるいわゆる「マジックアワー」にクリスマスツリーを。F16まで絞ってみた(23mm 1/15秒 F16 ISO6400)

 感度別に撮り比べると、ISO12800までは十分使えそう。ISO25600からISO100000は拡張感度になる。

ISO800〜6400
ISO12800〜ISO102400

 ちなみにISO12800で撮るとこんな感じ。さすがに夜空にノイズは乗るけど十分使える。

63mmのレンズでお寺へ登る狭い坂道の脇に鎮座していた稲荷を。ISO12800で1/30秒。ちょっとブレちゃったけど、坂を上る近所のおじいさんの姿が良かったのでこれを採用してみた(63mm 1/30秒 F2.8 ISO12800)

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