m43の上となるとAPS-Cサイズ。センサーの面積は約1.7倍くらい。実はそれほど差は無い。
同じミラーレス機ってことで「EOS M5」に登場願った。「Kiss M」じゃないのは、Kiss Mでこれを撮った日はちょっと雲が出てて天候がよくなかったから。
EOS M5は約2400万画素と高画素な上に画角が28mm相当なので、GX7MK3の方も近い画角ってことで30mm相当の単焦点レンズ(15mm F1.7)をつけたものを採用。
思ったよりGX7 MK3がいい。
GX7MK3に装着した15mmの方が上のランクなのでその差がでたのかも。レンズは大事だ。
ガスタンクの色が違うのは微妙な天候の差やカメラの絵作りの違いってことで。
では次は同じAPS-C対決ってことで、EOS M5と富士フイルムの「X-T3」。
X-T3のイメージセンサーは「X-Trans CMOS」といってセンサー上のカラーフィルタ配列に違いがある。
で、明らかにX-T3の方がディテールまでちゃんと出てるし青空のざらつきも少ない。
同じAPS-Cサイズセンサーでもけっこう違うのである。
ではフルサイズセンサーの登場。
Nikon Z 6と富士フイルムX-T3(APS-C)だ。
センサー面積でいうと、35mmフルサイズの方が2.3倍ほど大きい。けっこうな差である。
画角と画素数が違う(画角はZ 6の方が広い。画素数はX-T3の方がじゃっかん多い)ので等倍にするとX-T3の方が大きく見えるけどそれを加味して。
もう差はあまりないですな。X-T3がかなり頑張ってる感あり。
続いてフルサイズ対決。今回はα7同士で。「α7M3」と「α7RM3」。α7Rの方が画素数は多くて高精細だけど、レンズが違う(α7M3は28-70mm F3.5-5.6、α7RM3は24-105mm F4)ので条件は統一されてないけど、さすが、α7RM3はディテールに不自然さがまったくなくてえらいもんですわ。
最後はフルサイズセンサーよりでかいセンサーを持つ富士フイルムの「GFX」の登場。35mmフルサイズの約1.67倍の面積を持つセンサーだ。GFX 50Sに32-64mm F4を装着して撮影した。
いやあ、さすがGFX。アンテナのディテールまでしっかり捉えてる。これはすごい。高くて重いけど、でもクオリティはさすがだ。
というわけで、せっかくレビュー用に撮影した定点写真がたまってたので、スマートフォンから中判まで、代表的なカメラで比べてみた。同じ写真ばかりで申し訳ない。
まあ順当にみえるところもあり、実はそれほど差はないんじゃないかってところもあり、一概にはいえないのが面白いところなんだけど、カメラ選びの参考になりますれば。
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