グリーは2月28日、ゲームの品質管理に画像処理のAI(人工知能)技術を応用するための産学連携プロジェクトを始めたと発表した。画像認識やディープラーニングを含む機械学習に詳しい法政大学工学部の彌冨仁教授が技術アドバイザーに就く。
同社は、ソーシャルゲームを中心にグローバルでゲームタイトルを配信。ソーシャルゲームはアップデートも多く、タイトル増加に伴って目視の代わりに画像処理のAI技術を活用して品質管理を行う必要性を感じたという。
グリー広報によると、ゲーム内テキストを言語別に判別することは機械的にできるが「バナーなど画像内の特殊加工文字などは現状、目視でしか確認できない」という。これまで人間にしかできなかった画像の確認をAI技術を活用して自動化。実務レベルで活用できる画像処理AI技術の開発に取り組む。
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