米配車サービスのUberは4月11日(現地時間)、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)の登録書を公開で提出した。100億ドルの調達を目指し、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する。ティッカーシンボルは「UBER」。
SECへの提出文書では規模が10億ドルとなっているが、米Reutersなどによると、最終的には100億ドル規模になる見込みという。
3月末にNASDAQに上場したライバルのLyftと同様に、赤字上場だ。Uberの2018年の売上高は113億ドル、純利益は9億9700万ドルだが、営業損益が30億3000万ドルの赤字だった。2017年の純損失は40億3000万ドルだった。
Uberの最大株主はソフトバンクで保有率は16.3%。米Alphabetも5.2%保有する。創業者で前CEOのトラヴィス・カラニック氏は8.6%。
IPOは5月上旬になる見込みだ。
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