フランスのパリ中心部にあるノートルダム大聖堂で、4月15日夜(現地時間)ごろから大規模火災が発生している。現地メディアやNHKがネット上で生中継している他、Twitterには現地の写真や動画が続々と投稿され、日本でも16日未明(日本時間)から、「ステンドグラス」「歴史的建造物」を含む、関連ワードがトレンド入りしている。
ノートルダム大聖堂の建物上部から炎と大量の煙が出ている。アンヌ・イダルゴ市長は自身のTwitterアカウントで、「パリのノートルダム大聖堂で大規模な火事が発生している。消防が出動して消火活動にあたっており、私たちも教会の大司教と連携して事態の収拾にあたっている。立ち入り禁止区域に近づかないように」と呼びかけている。
火事の原因は明らかになっていない。現地メディアは、ノートルダム大聖堂で建物の改修プロジェクトが進行中で、今回の火災が修復工事に関連している可能性があると報じている。
ノートルダム大聖堂は日本人も多く訪れるパリの観光名所で、1991年にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界文化遺産に指定された。
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