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日産「スカイライン」に新型の運転支援システム 高速道で「手放し運転」可能に

» 2019年05月16日 14時22分 公開
[ITmedia]

 高速道路の同一車線内ではハンドル操作が不要になり、車線変更のタイミングも教える――日産自動車が5月16日、そんな運転支援システム「プロパイロット2.0」を開発したと発表した。今秋日本で発売する「スカイライン」に搭載する予定だ。

photo 同一車線走行時、ハンドルから手を離した状態で運転も可能という。ドライバーが前方を注意し、すぐにハンドルを操作できる状態にしておくことが条件だ

 ナビゲーションシステムで目的地を設定し、高速道路の本線に合流すると、ナビが指定したルートを走り始める。ドライバーが設定した速度を上限とし、前方のクルマとの車間距離を一定に保ちながら車線中央を走行するよう支援する。同一車線走行時、ハンドルから手を離した状態で運転も可能という。

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 ナビと周囲360度のセンシング情報に基づき、ルート走行中の分岐や追い越しのために、車線変更のタイミングをドライバーに提案する機能も備える。例えば、前方に速度が遅いクルマが走っている場合、追い越し可能と判断すると、ディスプレイ表示と音で知らせる。

photophoto 車両に搭載したカメラ、レーダー、ソナーなどで、周囲の状況を捉える

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