米HPは5月27日(現地時間)、COMPUTEX TAIPEI 2019の開催に合わせ、バックパック型ウェアラブルワークステーション「HP VR Backpack G2」を発表した。今夏中に発売する計画だ。米国での販売価格は3299ドル(約36万円)からと、先代より500ドル安くなる。
2017年8月に発表した「HP Z VR Backpack G1 Workstation」の後継モデル。VRを活用した訓練や研修などでの利用を想定したPCで、PCとの接続が必要なヘッドセットを接続し、背負ったままVR空間内をケーブルを気にせず移動できる。
BackPack G1は日本でも税別56万円で販売されていたが、5月10日に販売終了した。
BackPack G2は、プロセッサは第8世代のCore i7-8850HQ(2.6GHz/最大4.3GHz)を、グラフィックスコアはNVIDIAのRTX 2080/8GBを搭載。メモリは32GBまで、ストレージは1TBまで拡張可能。OSはWindows 10 Pro 64bit版だ。HPによると、先代より性能は30%、グラフィックス性能は25%向上したという。重さはメモリやバッテリー構成などにもよるが、2.5〜4.7キロ。先代より数百グラム軽くなっている。
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