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「MIFES」のメガソフト、iOS用高機能テキストエディタ「LiquidLogic」発表

» 2019年05月29日 11時43分 公開
[松尾公也ITmedia]

 MS-DOS時代から続くテキストエディタMIFESで知られる老舗ソフトウェア会社、メガソフトがiOS向けの高機能テキストエディタ「LiquidLogic」を5月29日、App Storeで公開した。iOS 11以降のiPhone、iPad、iPod touchで利用でき、無料。アプリ内課金により機能を拡張できる。

photo LiquidLogicのiPhone版とiPad版

 LiquidLogicはiCloudやDropboxなどのクラウドストレージ、SMBにアクセスできるファイラーを搭載。FTP、Webブラウザ機能も持つ。正規表現に対応し、grepによる検索置換、2画面表示も可能だ。HTML、XML、CSS、JavaScript、PHP、Perl、Ruby、C++など14の言語のシンタックスハイライト表示に対応する。

 Unicode、シフトJIS、EUCの文字コード、改行に対応。WebブラウザからオンザフライでHTML編集も可能だ。

 原稿執筆向けには、全角スペースや約物、数字などを簡単に入力でき、カーソル移動もしやすい編集ツールバーが用意されている。文字数カウントも表示される。

photo 全角スペースを簡単に入力できる

 外部キーボードを接続すればキーボードショートカットを利用でき、全角スペースをShift + スペースで入力することも可能だ。

 無料版では同時に開けるタブ数が最大5個、ファイルサイズ合計が1MB、ファイラーの追加アカウントが各2個までという制限があるが、月額200円、年額1000円の有料版ではタブ数が最大50個、ファイルサイズ合計が100MBまで、ファイラー追加アカウントが各50個までとなっている。

photo 無料版と有料版の違い

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