日本経済新聞社は5月29日、音声メディア「Voicy」を運営するVoicyと共同で、「どこでも聴ける日経」をコンセプトにした新しい音声メディアの実験を、夏から始めると発表した。新聞記事を読み上げるだけでなく、「日替わりのパーソナリティがそれぞれの声の個性でみなさんを日経のニュースの世界に引き込む」という。新サービスの詳細は明らかにしておらず、近く発表予定だ。
「note」の「次の日経を考えるチーム」アカウントで、計画を明らかにした。日経とVoicyは今年1月に業務提携している。
日経のコンテンツとVoicyのノウハウを組み合わせ、従来の文字や画像を中心とした「目からの情報取得」に、音声による「耳からの情報取得」も組み合わせた新しいサービスを実現させたいとしている。スマートスピーカーの活用も検討。「スマートスピーカーから流れる話題の主役に日経はなりたいと願っている」という。
Voicyをはじめとした音声配信プラットフォームが人気を集めたり、スマートスピーカーが普及するなど音声市場が活況を呈する中、「今後も市場が成長する」と判断し、新たな音声メディアの立ち上げを決めたという。
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