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夏のボーナスはいくら? 金額に満足できる? 若手エンジニアに聞いた結果は……

» 2019年06月07日 20時01分 公開
[ITmedia]

 2019年の夏のボーナスはいくら?――人材会社のタイズ(大阪市)がメーカー勤務の若手エンジニア(20〜30代)に聞いた結果、支給予定額は「50万円以上60万円未満」(15.0%)がトップだった。以下「40万円以上50万円未満」(14.3%)、「30万円以上40万円未満」(11.2%)と続いた。

 一方、回答者がもらいたい、もらうべきと考える金額は「100万円以上150万円未満」(16.7%)が最多で、以下「40万円以上50万円未満」(12.6%)、「50万円以上60万円未満」(11.9%)が続く。平均額を比べると“理想”が“現実”を約29.4万円上回った。

photo 若手エンジニアの夏のボーナスの現実(=上)と理想(=下)

 過去の支給額も含め、勤務先のボーナスに満足している人は24.0%にとどまり、「技術職は専門的な知識やスキルを必要とされる分、専門職手当として多くもらってもいいのでは」などの意見が出た。

 ボーナスの使い道は「貯蓄」が58.1%で最多。「レジャー・旅行」(13.4%)、「投資」(9.7%)、「自動車・バイク・自転車」(6.2%)、「家具・家電」(5.4%)なども挙がった。

 調査では、ボーナスを巡るエピソードも募集。「支給後、後輩におごるなどし、気付けば1日で15万円を使っていた」「競馬で全額を賭け、4倍にしたことがある」「支給直前に前職を辞めてしまったので、もっと転職時期を考えればよかったと後悔している」などの体験談が寄せられた。

 調査は5月10〜16日に、メーカーで技術職として働く20〜30代を対象にインターネット上で実施した。事前調査として2070人にボーナス支給の有無を聞き、19年夏に支給がある412人に本調査を行った。

photo 若手エンジニアのボーナスの使い道

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