PayPayは7月10日、モバイル決済サービス「PayPay」の加盟店で、韓国の「KakaoPay」、香港の「AlipayHK」を使った決済にも今秋から対応すると発表した。訪日外国人の来店を促し、インバウンド需要の取り込みを狙う。
これまでPayPayは、中国AlibabaグループのAnt Financial Services Groupが提供している「Alipay」と連携。PayPayの加盟店でAlipayを使えるようにしていたが、新たにKakaoPay、AlipayHKにも対応し、韓国や香港で日常的にコード決済サービスを利用している顧客のニーズに応える。
加盟店側の決済システム利用料は、ユーザーが店頭のQRコードを読み取る方式の場合、2020年9月末まで無料にする。
韓国のKakaoが提供するKakaoPayはユーザー数が約2300万人、香港版AlipayのAlipayHKはユーザー数が約200万人。
【2019年月日午後18時25分 PayPayがプレスリリースに記載したAlipayHKのユーザ数を修正したため、記事本文も修正しました。】
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