メルカリは7月12日、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品を中国電力が提供するシェアリングロッカーに預けると、商品の梱包と発送を代行するサービスの実証実験を広島県で始めた。
シェアリングロッカーでベビーカーや車椅子、掃除ロボットなどをレンタルする中国電力のサービス「ぐっとずっと。シェア」と連携して提供するサービス。ロッカーの操作パネルからメルカリの商品預け入れを選び、暗証番号を入力してからメルカリアプリに表示されたQRコードをかざすとロッカーの扉が開く。商品の梱包は不要で、商品を預け入れるだけで発送が完了する。
当面はキャンペーン期間として、メルカリの販売手数料のみで使える。対象のシェアリングロッカーは広島県広島市のイオンモール広島祇園店のみ。サービスを使うには「ぐっとずっと。シェア」の会員登録が必要だ。
「出品したいが梱包が面倒でなかなか出品できない」「時間がなく商品だけを持って行けば発送できるサービスが欲しい」といったユーザーからの要望を受けたもの。メルカリは郵便局や駅などに設置されたロッカー「はこぽす」から荷物を発送できる同様のサービスや、コインランドリーで商品写真の撮影や梱包資材を無料で提供するサービスの導入を進めている。
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