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交友関係まで調べられる? 米入国のSNS審査厳格化、留学生足止めもこの頃、セキュリティ界隈で(1/2 ページ)

» 2019年09月17日 10時57分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米政府が「外国人テロリストから国家を守る」という名目で、入国者のSNS審査を厳格化している。新学期シーズンを迎え、米ハーバード大学の留学生が、SNSの交友関係を理由に一時的に入国を拒まれる事態も起きた。

 米国務省がビザ申請者に対してSNSのアカウント情報提出を義務付けると発表したのは今年6月。ビザ申請フォームが更新されてSNSアカウント情報を入力する欄が新設され、過去5年間にさかのぼって使用したSNSと、それぞれのSNSのユーザー名を入力することが義務付けられた。

photo 米国務省によるSNSのアカウント情報提出を義務付け

 無事にビザを取得できたとしても、空港の入国審査でSNSをチェックされ、SNS友達の投稿を理由に入国を拒まれたケースもある。

 ハーバード大学の学生新聞Crimsonによると、レバノン在住のパレスチナ人留学生(17)は同大に入学するため渡米し、ボストンの空港から入国しようとしたところ、入国審査で足止めされ、長時間にわたって事情を聴かれた。

 入国管理官はスマートフォンとノートPCのロックを解除するよう留学生に要求し、5時間にわたって内容を捜索した。その後SNSでの活動について問いただし、友達の中に、米国と対立する政治的見解を投稿している人物が見つかったと告げたという。

 留学生は、自分は政治的内容は投稿していないと訴え、他人の投稿にまで責任は持てないと主張した。しかしビザは取り消され、国外退去させられたという。

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