東京工業大学は12月24日、同大の全ての院生を対象にしたデータサイエンスとAIの教育を、2020年度に始めると発表した。ヤフーや海外の企業などと協力し、社会課題を解決できる人材の育成を目指す。19年12月からトライアルをし、20年4月に本授業を始める。
「データサイエンス・AI特別専門学修プログラム」コースを開設し、基盤系科目と応用系科目を教える。基盤系科目では、同大の情報理工学院が中心になり、他大学と連携しながらビッグデータ処理、AIプログラミング、深層学習などの授業を行う。応用系科目では社会課題の解決をテーマに、ヤフーなどから講師を派遣し、演習形式の授業を実施する。
今後は、企業内研修や社会人向けの生涯学習も展開していく予定だ。
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