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チェキのフィルムが使える6000円のトイカメラ、タカラトミーが発売

» 2020年02月13日 19時04分 公開
[ITmedia]

 タカラトミーは2月13日、富士フイルムの「チェキ」用インスタントフィルムが使えるトイカメラ「Pixtoss」(ピックトス)を発表した。2月27日から5980円(税別)で販売する。

「ピックトス」。写真のホワイトは2月27日発売。3月にピンクとブルーを追加する

 広角レンズを搭載した近距離撮影専用のインスタントカメラ。富士フイルムのインスタントカメラ「インスタックスミニ」(チェキ)用フィルムを装填し、レンズ横のシャッターレバーを押すと撮影。本体底面のハンドルを手で回せばフィルム(=写真)が出てくる。ハンドルを回さずに再度シャッターを切れば多重露光に。

ハンドルを回すとフィルムが出てくる。カメラのサイズは145(幅)×100(高さ)×67(厚さ)ミリ。重量は約275グラムと少し大柄

 付属のレンズキャップは、晴天の屋外など光の強い場所の撮影に使える「白トビカットフィルター」を兼ねた。また別売の「カラーフィルターセット」(ショコラオレンジ、ベリーピンク、ミントグリーン)を使えば、それぞれニュアンスの異なる写真に仕上がるという。フィルターセットは1280円(税別)。

 同社では製品のコンセプトを「アナログならではの味わいのある写真が撮れるといったインスタントカメラならではの商品を目指した。どんな風に映っているか分からないドキドキ感や撮影する楽しさを手軽に体験してほしい」と説明している。

「カラーフィルターセット」と仕上がりのイメージ

 タカラトミーは、1998年に発売したインスタントカメラ「ポラロイドポケット シャオ」を始め、デジタルカメラの「ミーシャ」(1999年)、「おうちでプリクラ」(2002年)など、その時代に合わせたトイカメラを発売してきた。スマートフォンの画面を撮影し、インスタントフィルムを使って紙焼き写真にする「プリントス」(2017年)は、世界12カ国で50万個以上を出荷するヒット商品になっている。

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