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プリント基板で蘇る「スコープドッグ」、iPhone 11ケースに

» 2020年02月17日 21時10分 公開
[ITmedia]

 プリント基板の設計製造を手掛ける電子技販(大阪府吹田市)は2月17日、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」の「スコープドッグ」をデザインしたプリント基板アートのiPhoneケースを発売した。電波を受けると電池なしでLEDが光る。価格はiPhone 11 Pro用の1万5000円(税別)から。

「スコープドッグ」をデザインしたプリント基板アート

 プリント基板用CADでデザインした本物の基板を使い、本業の表面実装ラインで電子部品をはんだ付けした。「スコープドッグ」などは、0.1mmという細い線でパターンを描き、劇中に登場するアストラギウス文字でテキストを表記。配線パターンが完成した後、部品を保護するためにクリーンルームで1枚ずつ樹脂コーティングしたという。

赤色LEDは電池なしで光る(c)SUNRISE

 スコープドッグの精密照準レンズ部にある赤色LEDは電池なしで光る。iPhoneが発する微弱な電波をアンテナ回路で捉え、増幅回路で電圧と電流を高める仕組み(特許取得済み)。エレベーターや地下街でiPhoneが位置情報を探している時などに光りやすいという。

 価格は、iPhone 11 Proケースが1万5000円、iPhone 11ケースとiPhone 11 Pro Maxケースが1万6000円、改札のタッチやICカードでの決済時にLEDが光るICカードケースが1万1000円(すべて税別)。

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