米Googleは2月27日(現地時間)、Web版「Google Earth」をChrome以外のWebブラウザ、Firefox、Microsoft Edge、Operaでも利用できるようにしたと発表した。将来的にはAppleのSafariにも対応させる計画だ。
Googleは2017年、無料版Google EarthをアプリからWebアプリに変更。その際、Chrome以外のブラウザ版Google Earthも“近い将来”アップデートするとしていたが、約3年かかった。
Chrome以外のWebブラウザをサポートするために、「Native Client(NaCl)」で構築したChrome版Google Earthを「WebAssembly」で書き換えた。WebAssemblyは、Microsoft、Mozilla、Google、Appleのエンジニアらが2015年に開発を発表した、各社のWebブラウザで共通して使えるバイトコード。昨年12月にW3CのWeb標準になった。
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