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Googleフォトに「月250円」払う? Amazonフォトにする? それとも……

» 2020年11月12日 12時57分 公開
[岡田有花ITmedia]

 フォトストレージサービス「Googleフォト」で無料提供されていた画像の無料・無制限バックアップサービスが来年5月に終了すると、米Googleが11月11日(現地時間)に発表した。ユーザーは、今後もサービスを使い続けるか、別サービスに移行するかなどを、SNSで話し合っている。

 Googleフォトは、「高画質」の写真(元サイズから圧縮、最大1600万ピクセル)や動画(同、最大1080p)を、容量無制限で保存できた。このサービスは2015年にスタートしており、「無料だから」と愛用していたユーザーも多い。

画像 Google Oneの料金表

 来年6月以降は、Googleフォトに保存した「高画質」の写真や動画も、Googleのクラウドサービス「Google One」(無料なら15GB)の容量としてカウントされ(5月までにアップロードした画像・動画は影響を受けない)、それ超える場合は有料プランに移行する必要がある。Google Oneの有料プランは、最安が月250円で100GBだ。

 この「月250円で100GB」が高いか安いかをSNSで議論する人が多く、Twitterで12日午前「月250円」がトレンドに入った。「月250円なら安い」といった意見も目立つが、写真や動画をよく撮る人からは「100GBではすぐ足りなくなる」という声も。容量を200GBに拡大すると月380円だが、その上はいきなり10倍の2TBになり、月額1300円(年額なら割り引き込みで1万3000円)と、高額になってしまう。

画像 Amazonフォトの料金表

 「Amazonフォト」に乗り換えればいいという意見も多く、「Amazon Photo」もトレンドに入った。Amazonフォトは、月額500円(または年額4900円)のAmazonプライム会員なら、無制限・圧縮なしで写真を保存できるサービスだ。ただ、容量無制限なのは写真のみで、動画は5GBまでの制限があり、容量拡大には追加費用がかかる。また、Amazonフォトは、Googleフォトより使い勝手が悪いという声もある。

 PixelシリーズのスマートフォンからGoogleフォトにアップロードする場合は、容量無制限が続くため、「Pixel」もトレンドに入った。だがこれも「いつまで続くか分からない」と不安視する声もある。

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