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パソナ、契約社員1000人を募集 コロナ禍で内定なしの新卒が対象 淡路島で研修

» 2021年01月21日 19時37分 公開
[ITmedia]

 パソナグループは1月20日、コロナ禍で就職先が決まっていない新卒の大学生らを対象にした契約社員の募集を始めた。最長2年間の期限付きで、募集人数は1000人。同社が本社機能の移転を進めている兵庫県淡路島で、現場研修や講座を受講させ、他の企業への就職や起業を支援するという。

photo パソナ本社(出典:公式ページ)
photo 入学後のフロー

 採用された人はパソナが運営する「日本創生大学校」で学びながら、島内で同社が運営する「ニジゲンノモリ」など、商業施設の従業員として勤務する。本人の希望でバックオフィス業務や自社農場での勤務も可能だという。

photo 就業のイメージ

 日本創生大学校では、AI、IT、広報・PR、営業、語学などの講座を行う。パソナによると「各分野の有識者が授業する対面形式を現時点では想定しているものの、新型コロナウイルスの感染状況に応じて対応を検討する」としている。

photo カリキュラム

 週休2日のシフト制で、給与額は大学院卒・大卒が16万6000円、短大・専門卒が16万1000円。各種保険の他、寮費2万6000円、食費3万9600円、講座受講費の2万8000円が給与から天引きされる。

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