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Intel、なつかしの「Macくんとパソコンくん」のMacくん俳優でMacをディスるCM5本立て

» 2021年03月18日 13時16分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Intelは3月17日(現地時間)、公式YouTubeチャンネルで「Go PC | Intel」と題する5本のCM動画を公開した。いずれも米Appleが2008年からしばらく放映したWindows製品を揶揄するCMシリーズ「Get a Mac」で「Macくん」を演じた俳優ジャスティン・ロングが本人として登場し、PCと比較してMacの不便さを示すというものだ。

 Get a Macと同様に白い背景に登場するロングは「Hello I'm a M……Justin」と自己紹介し、「リアルな人間で、MacとPCのリアルな比較をするよ」と語る。

 justin 1 本人として登場するジャスティン・ロング

 5本のCMではそれぞれ、新しいMacBookが「グレイばっかり」であると主張するもの、PCの中には360度フリップしてタブレットになるものがあるけれどMacBookはそれができず別途iPadが必要だというもの、Macには「リアルなゲームはないね」とゲーマーに言わせるもの、ディスプレイがタッチ対応ではないことを批判するもの、外部ディスプレイを1つしか接続できないことを批判するもの、となっている。

 justin 2 「Go PC | Intel」のプレイリスト(記事末にリンクを掲載)

 AppleはMacでずっとIntelのプロセッサを採用してきたが、今はオリジナルの「M1」プロセッサに移行中だ。

 Appleは昨年11月にM1搭載Macを発表するオンラインイベントを開催した際、Get a Macの「パソコンくん」を登場させた。こちらはCMではなく、このイベントだけの登場だ。

 justin 3 Appleのイベントに登場した「パソコンくん」役のジョン・ホッジマン

 2月15日にIntelのCEOに就任したパット・ゲルシンガー氏は1月の全社大会で、「われわれはクパチーノのライフスタイル企業(Appleを指す)が作れるものよりも良い製品をPCエコシステムに提供する必要がある」と語った

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