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新型Surfaceは画面がひっくり返って「液タブ」に クリエイター向け「Surface Laptop Studio」登場

» 2021年09月23日 02時06分 公開
[山川晶之ITmedia]

 米Microsoftは9月22日(現地時間)、モバイルデバイス「Surface」シリーズの最新ノートPC「Surface Laptop Studio」を発表した。クリエイター向けに位置付けられており、ディスプレイを180度回転させることで、液晶ペンタブレットのように使うこともできる。同社のハイエンドノートPC「Surface Book」とデスクトップPC「Surface Studio」を合わせたような製品だ。

「Surface Laptop Studio」

 液晶ディスプレイは、アスペクト3:2の14.4インチ「PixelSense Flowタッチディスプレイ」を採用。タッチ入力の他、筆圧検知のデジタイザペン「Surface Slim Pen 2」も使える。リフレッシュレートは120Hz、Dolby Visionをサポートする。通常のノートPCのように使える「Laptopモード」、ディスプレイを手前に引き出す「Stageモード」、そのまま180度回転する「Studioモード」に対応する。

(左から)「Laptopモード」「Stageモード」「Studioモード」
「Studioモード」は液晶ペンタブレットのように使うことができる

 CPUは、第11世代Intel Core i5-11300H/Core i7-11370Hを採用。Core i7モデルには、GPUとしてNVIDIAのGeForce RTX 3050 Ti(GDDR6 4GB)を内蔵する。RAMは16GB/32GB、SSDは256GB/512GB/1TB/2TBから選択できる。OSはWindows 11だ。

 インターフェースは、Thunderbolt 4ポート×2、3.5mmヘッドフォンジャック、Surface Connectポート×1を内蔵。1080p対応のフロントカメラ、2つのスタジオマイク、Dolby Atmos対応の「Omnisonic」スピーカーを搭載する。筐体の素材はマグネシウムとアルミを使用しており、重さはCore i5モデルが1742g、Core i7モデルが1820g。

 価格は1599ドルから(約17万5000円、日本円での価格は未公表)。日本では2022年前半に発売予定としている。同社では、Surface Laptop Studioの他、新型タブレット「Surface Pro 8」「Surface GO 3」、デュアルスクリーン搭載のAndroidデバイス「Surface Duo 2」などを発表した。

日本では2022年前半に発売予定

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