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Chromebookのカメラに文書のスキャン→PDF化や外付けカメラの制御などの新機能

» 2021年12月01日 15時17分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは11月30日(現地時間)、Chromebookのカメラの新機能を紹介した。具体的なバージョンについて言及していないが、筆者のChromebook(Chrome OS 96搭載)で利用可能だ(それ以前のバージョンで追加された機能の可能性もある)。

カメラアプリで文書をスキャンし、PDF化

 Chromebookのカメラアプリの撮影画面の選択項目に「スキャン」が追加され、これをタップして文書にレンズを向けるとドキュメントとして検知して文書範囲が青い枠で囲われるので、その状態でシャッターボタンをタップするとPDFとして保存するようになった。

 camera 2 「スキャン」を選んで文書にカメラを向けると撮影候補が青い枠で囲われ、「ドキュメント」と表示される

 PDFにはなるが、Androidの「Googleレンズ」のように文字を検出してテキストとして保存するわけではない。

 保存したファイルはNearby Shareで他の端末と共有できる。

 なお、「スキャン」→「QRコード」でQRコードの読み込みも可能になった。

外付けカメラの制御

 Web会議などのために外付けカメラを接続している場合、カメラのパン、ティルト、ズームを選択するオプションが表示され、これで撮影範囲を調整できるようになった。

 pan 画面に表示されるパン、ティルト、ズームオプション

 また、来年初頭にカメラアプリで簡単にGIFアニメを作成できるようになると予告した。5秒の動画を撮影するだけで、自動的にGIFに変換する機能だ。

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