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故スティーブ・ジョブズ氏に栄誉ある「大統領自由勲章」

» 2022年07月02日 07時15分 公開
[ITmedia]

 米連邦政府は7月1日(現地時間)、ジョー・バイデン大統領が大統領自由勲章(Presidential Medal of Freedom)の17人の受賞者を指名したと発表した。その中に、2011年に亡くなったスティーブ・ジョブズ氏の名前もある。

 大統領自由勲章は、米国の繁栄、価値観、安全保障、世界平和、その他の重要な社会的、公的、私的努力に模範的な貢献をした個人に贈られる、国の最高の民間人の栄誉とされている。

 medal 大統領自由勲章

 ジョブス氏の受賞理由は、「同氏のビジョン、想像力、創造性は、世界のコミュニケーション方法を変え、コンピュータ、音楽、映画、無線業界を変革する発明を生み出した」としている。

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 バイデン氏が選んだのはジョブズ氏の他、俳優のデンゼル・ワシントン、パンデミックで活躍したニューヨークの救命救急看護士のサンドラ・リンゼイ氏など。

 バラク・オバマ元大統領は、俳優のトム・ハンクスやアスリートのマイケル・ジョーダン、COBOL開発で知られる科学者の故グレース・ホッパー氏などに贈った。ドナルド・トランプ前大統領が選んだのは、ゴルファーのタイガー・ウッズ、歌手の故エルヴィス・プレスリーなど。

 授賞式は7日にホワイトハウスで開催される。

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