News：ニュース速報 2000年11月8日　12:56 更新

FIC，COMDEX/Fallで展示予定の製品を先行公開

　FICは11月8日，都内のホテルでシステムプロダクトのロードマップを発表した。FICのプロダクトマネージャのTony Liu氏によると，Pentium 4に「Brookdale」チップセットを使い，PC133メモリを利用したスリムPCを2001年の後半に発売するという。名称は「Sabra XXXX」。同時期に，CPUにDuron（800MHz以上），チップセットにVIAの「KM133」を採用したスリムPCも発売する予定だ。

　また，FICはインフォメーションアプライアンスも展示した。この「Aqua2」は，米TransmetaのCrusoe TM3400/500MHzを搭載したタブレット型のインフォメーションアプライアンスだ。8.4型のTFT液晶はタッチパネル付きで，Type IIのPCカードスロット，USBポートなどを装備する。重量は700グラム。リチウムイオンバッテリーを搭載し，6時間の連続稼働が可能だ。「CrusoeはナショナルセミコンダクターのGeodeよりもハイパフォーマンスだ」（Liu氏）。ハードウェア的には完成しているが，現在OSとして採用しているモバイルLinuxのチューニング中。発売は2001年の2月から3月を予定している。

　11月13日から米国ラスベガスで開催されるCOMDEX/Fallでは，Aqua2に加えてBluetooth関連製品が出展される予定。ただし，Pentium 4関連製品の展示予定はないという。

[ITmedia]

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