News:ニュース速報 2000年11月21日 04:44 更新

ソニー,2足歩行の小型ロボットを開発

 ソニーは11月21日,小型2足歩行ロボット「SDR-3X」の試作機を発表した(SDRは,“Sony Dream Robot”の略)。AIBOにも使われているアプリケーション基本仕様の「OPEN-R」をベースに,関節を駆動する「アクチュエーター」と,全身の関節を実時間制御する「全身協調動的制御システムを新たに開発。これらの技術を組み合わせ,2足歩行を実現している。歩行速度は,約15メートル/分だ。片足でバランスをとったり,ボールをキックするなどの動作も可能だという。

 全長はわずか50センチ。重量もたったの5キロ。「現在の技術ではこれ以上小さくするのは無理。エンターテインメントロボットという観点からすると,これくらいのサイズがちょうどいい。本田のASIMOとは方向性が異なる」(ソニー)

[ITmedia]

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