News:ニュース速報 2000年11月29日 07:04 更新

メディアメトリックスが10月のデジタル・メディア利用者動向調査結果を発表,ジャパンネット銀行が躍進

 メディアメトリックスジャパンは11月29日,「日本におけるデジタル・メディア利用者動向調査」の10月調査結果から,「銀行ドメイントップ5」および「グローバル・ドメイントップ10ランキング」を発表した。

 銀行ドメイントップ5では,日本初のインターネット専業銀行として10月12日から営業を開始したジャパンネット銀行の公式ホームページ(JAPANNETBANK.CO.JP)が38万人の利用者を集めて第3位に,また同行のもう1つのドメイン(JAPANNETBANK.NET)が第5位にランクインした。この2つのドメインの重複を除いたユニークビジター数は,リーチが3.3%,利用者が59万人となり,ジャパンネット銀行の大躍進が目立つとしている。このほかのトップ5は,1位が第一勧業銀行(DKB.CO.JP),2位がシティバンク(CITIBANK.CO.JP),4位が三和銀行(SANWABANK.CO.JP)となる。

 利用者属性を見ると,年齢,性別,地域,年収などインターネット利用者のそれぞれの属性別の割合と,ジャパンネット銀行利用者の割合のずれが少なく,インターネット利用者全体がバランスよくアクセスしている傾向がある。これにより,同行は,既存の顧客の属性に影響されることがないインターネット専業銀行として,インターネット利用者全体をターゲットとする新たな顧客開拓の方向性がうかがえると分析されている。

 10月のグローバル・ドメイントップ10ランキングの順位では,先月と比べ,DTI.NE.JPが8位から7位に,LYCOSが10位から9位にランクアップしている。特にLYCOSは,先月の27.8%のリーチと比べ,今月は34.7%になっており,トップ10の中でもっとも高い伸びを見せている。このほかのトップ10は,1位がYAHOO,2位がNIFTY,3位がMICROSOFT,4位がBIGLOBE,5位がGEOCITIES,6位がMSN,8位がSO-NET,10位がHI-HOとなる。

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