News:ニュース速報 | 2000年11月29日 07:06 更新 |
オムロンは11月29日,米国のCG関連ベンチャーであるEyematicと共同で新会社を設立し,独自の3次元CG技術のライセンスや応用製品を国内販売すると発表した。
新会社は「アイマティックジャパン」で,資本金2億円のうち約2割をオムロン,残りをeyematicが出資する。同社が販売する「Interactive Virtual Video Animation」(IVVA)技術は,あらかじめ作成しておいた人の頭部などの3D画像を利用し,カメラでキャプチャーした人の表情をリアルタイムでCG上で再現するというもの。従来の技術では多数のセンサーを必要とするが,同技術では安価なPCカメラなど1台で表情をとらえることができる点が特徴だ。
同社ではIVVA技術のライセンスやソフトウェアパッケージをコンテンツ制作会社などに販売していく方針で,今後3年間で100億円の売上を目指している。
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