News:ニュース速報 2000年12月4日 02:36 更新

ソニー,サイバー名刺サービスを提供

 ソニーは12月4日,Webを使った新しい企業間コミュニケーションサービス「PoP-Sync」を発表した。「PoP-Sinc Card」と呼ばれるJPEG画像入りの“サイバー名刺”を発行し,これとリンクしたコミュニケーションスペースを構築する。顧客企業は,営業マンのPoP-Sinc Cardを発行することで,企業間取引などに活用できるという。サービスは12月5日に開始する。

 PoP-Syncは,サイバージーンドットコムのIP3技術を用い,ヴィジョンアーツがアプリケーションとして開発したもの。サービスでは,採用企業のサイバー名刺発行,名刺情報の一斉更新,掲示板(コミュニティスペース)の提供,企業サイト上での名刺交換といった機能が提供される。挨拶に立ったヴィジョンアーツの上田倫功社長は,「PoP-Sincは,いち早い情報の提供,分かりやすいインタフェース,ダイレクトな情報へのアクセスを実現する」と話している。サービス料金は,月額30万円より。

 明日12月5日より,ソニーのPoP-Syncサイトにてサービスを開始。同時に,女性向けのコミュニティサイト「イー・ウーマン」でも同様のサービスを提供する。当初サポートするプラットフォームはPCのみだが,2001年にはPDA,翌2002年には携帯電話にも対応させる予定だ。

関連記事
▼ ソニーがオンラインの新しいマーケティング手法を提案,新会社設立

関連リンク
▼ ソニー
▼ ヴィジョンアーツ

[芹澤隆徳, ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.