News:速報 2000年12月7日 12:48 更新

インプライズCEO来日,「新生・ボーランド」の戦略を明らかに

 2001年1月1日からボーランドに社名を戻すインプライズの社長兼CEO,デイル・フラー氏が来日し,「新生・ボーランド」の戦略を明らかにした。12月7日,都内で行われたプレス向けブリーフィングでフラー氏は,RAD(Rapid Application Development)環境,Java開発環境,およびエンタープライズ製品に事業部を再編し,製品開発を加速させるとした。2001年第1四半期には,業界で初めてのLinux向けビジュアル開発ツール「Kylix」(カイリックス:開発コード)の出荷も計画している。WindowsとLinuxで利用できるコンポーネントライブラリも提供され,移植も容易になる。フラー氏は「われわれは,プラットフォームに依存しない開発環境でナンバー1を目指す」と話す。Kylixの日本語版も,英語版出荷から8週間以内に出荷したいとしている。

[ITmedia]

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