News:ニュース速報 | 2000年12月11日 07:06 更新 |
富士通とニフティは12月11日,画像ファイルや音声データなどすべての電子ファイルを独自のドットパターンに変換して送受信できるサービス「INTACTA CENTER」を開始した。
同サービスは,米Intacta Technologiesが開発した「INTACTA.CODE」を利用する。INTACTA.CODEは,あらゆる電子データをドットで構成されたパターンに変換する。このパターンを紙に印刷し,一般のスキャナで読み取って専用再生ソフトで再変換することで元データを復元できるようになっている。紙を電子データの記録メディアとして利用することができるため,グリーティングカードに音声を記録したり,人に見られたくない文章をはがきに印刷したりといったことが可能になる。
サービスはまず個人ユーザー向けにスタートする。データをネットで送信し,INTACTA.CODEに変換してメールで返送してくれる。料金は1コード100円。利用登録後,30日間は10回まで無料。法人向けは2001年1月9日に開始する。富士通とニフティでは,今後1年間で個人ユーザー3万人,法人ユーザー30社の獲得を目指している。
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INTACTA CENTER
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