News:ニュース速報 | 2000年12月13日 02:31 更新 |
NECと東芝は12月13日,2001年4月をめどに合弁会社を設立し,両社の宇宙部門を事業統合すると発表した。統合により宇宙開発事業における国内事業の拡大と国際展開の強化を図る。
社名は未定。資本金は70億円で,NECが60%,東芝が40%を出資する。社長はNECから就任する。2005年度に約1000億円の売上を目指す。
新会社の事業内容は,人工衛星や有人宇宙ステーション,ロケット搭載機器などの宇宙システムや地上管制システムなどの開発・製造や保守。
宇宙関連市場が伸び悩む中,海外では少数企業による寡占が進みつつある。両社では「世界規模で事業を展開するため,事業統合で国内基盤を強固にした上で国際競争力をつけることが急務」(両社)として昨年12月から事業統合について検討を進めていた。
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