News:ニュース速報 | 2000年12月18日 08:08 更新 |
シャープと台湾の半導体メーカーMosel Vitelicは12月18日,液晶ドライバーLSIの設計・販売を行う合弁会社を設立することで合意したと発表した。
合弁会社は来年初頭,台湾に設立される。資本金は約18億円でMosel Vitelが55%,シャープが45%を出資する。合弁会社はシャープから液晶ドライバーLSIの設計技術ライセンスを受け,主に台湾ユーザー向けにLSIの設計・開発を行う。またMoselグループやファウンドリー各社へのLSIの生産手配も担当する。
液晶ディスプレイはPCや携帯端末向けに需要拡大が見込まれており,シャープは液晶分野に力を注いでいる。液晶ドライバーLSIも同様に需要拡大が見込まれることから,自社の生産規模拡大と合弁会社の設立で液晶ドライバーLSI市場でのトップ地位確保を図る。
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