News:ニュース速報 2000年12月19日 06:01 更新

ニコン,300Mバイトの8センチCD-Rを開発,従来の1.5倍

 ニコンは12月19日,300Mバイトの記録が可能な大容量8センチCD-Rメディアの開発に成功したと発表した。

 現行の8センチCD-Rメディアは185Mバイト(オーディオCDとしては21分)が主流。新開発のメディアは,独自開発の新トラック構成を採用することで高密度化に成功し,約1.5倍の大容量化に成功した。従来のドライブでも使用できるという。ニコンは「8センチCDは持ち運びの利便性などからFDに代わる記録メディアとして需要が高まる」と見ており,大容量化でマルチメディアデータの標準記録メディアとして期待できるという。

 ニコンでは,新メディアのスタンパー(金属原盤)をメディアメーカーに販売することで新事業につなげる。将来は350Mバイトまで容量をアップさせるほか,4〜10倍速での書き換えが可能な8センチCD-RWメディアでも300Mバイト以上の大容量化を目指す。

関連リンク
▼ ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.