News:ニュース速報 | 2000年12月20日 03:23 更新 |
ダブルクリックとACCESSは12月20日,携帯電話やPDAなどの情報端末向け広告配信システムを共同開発することで合意したと発表した。
情報端末は画面の大きさやコンテンツ記述言語,Webブラウザの仕様などが異なるため,広告を配信するには新しい技術とビジネスモデルが必要となる。両社が開発するシステムは,ユーザーが利用する情報端末を追跡して広告配信をコントロールするクロスメディア型システムを目指すほか,Javaを利用することでオプトイン型配信が可能。バナーやメール広告に加え,MPEG-4などの動画にも対応する。またACCESSの組み込み向けWebブラウザ「NetFront」に広告データに保存させることで,オフラインでも広告を配信できるようにする。
まずダブルクリックの携帯電話向け広告配信システムをPDAやゲーム機向けに利用できるよう拡張する。その後,新しいシステム作りに取りかかり,将来はカーナビやデジタルカメラまで含むすべてのネット機器への対応を目指す。
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