News:ニュース速報 2000年12月21日 02:51 更新

ウイルスメール配信の東証「取引システムに影響なし」

 東京証券取引所のメールマガジンにウイルスが添付されて配信された問題で,東証は21日,「メールマガジン配信システムは,売買や相場報道,清算など他のシステムとは独立しており,無関係」として通常業務に影響はないとした。

 東証によると,20日午後9時半すぎ,東証マザーズの会員向けメールマガジン「MothersSupportersClub」を何者かが不正に利用し,メールマガジンの購読者約8000人にウイルスが添付されたメールを送信した。東証は被害の拡大を防ぐためメーリングリストを停止,セキュリティを強化する設定を行った。また21日朝,利用者にウイルス送信を知らせる警告メールを送信,マザーズのWebサイトでも注意を呼び掛ける「緊急告知」を掲示した。

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