News:ニュース速報 2000年12月22日 03:37 更新

東芝とInfenionが次世代メモリを共同開発

 東芝と独Infenion Technologiesは12月22日,次世代メモリ・FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)を共同開発することで合意したと発表した。

 まず,東芝が2001年3月にサンプル出荷を予定する8Mビット品の評価とマーケティングを共同で実施する。さらに2002年末までに32Mビット品を共同開発する。将来は128Mビット品の開発までを共同で行う考え。

 FeRAMは不揮発性メモリの1つ。同じ不揮発性のフラッシュメモリと比べ,データの読み書きが高速に行える上,プログラムメモリとファイルメモリの両方の性質を持つため,携帯電話で利用されるSRAMとフラッシュメモリを積層したマルチチップパッケージモジュールの置き換えをはじめ,各種モバイル製品や無線タグ,ICカードなど応用範囲は広い。

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