News:ニュース速報 2000年12月22日 04:51 更新

Zaurus MI-E1でリベンジ! シャープがPDA市場トップに返り咲き──BCN総研

 コンピュータ・ニュース社の市場の市場調査部門であるBCN総研は12月22日,PDA市場でシャープがトップシェアを獲得したと発表した。

 BCN総研のまとめでは,12月第2週(12月11日〜)におけるベンダーシェアは,シャープが33.1%でトップに立ちハンドスプリング(19.1%),日本IBM(10.2%)と続いた。12月第1週(12月4日〜)はハンドスプリング(33.8%),シャープ(14.6%),パームコンピューティング(10.1%)の順だった。

 機種別シェアでは,シャープの「Zaurus MI-E1」が26.9%でトップ。2位の「Visor Prism」(9.8%),3位の「WorkPad」(8.7%)を大きく引き離した。

 BCN総研によると,今年4月から11月はPalm OS搭載機種がPDA市場をほぼ独占し,シャープのシェアは後退。だが12月に発売したMI-E1が人気を呼び,久々のシェアトップに返り咲いた。BCN総研は「12月の月間トップ獲得は確実」としており,シャープが月間トップを獲得すれば2月以来10カ月ぶりとなる。

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