News:ニュース速報 2001年1月5日 05:06 更新

東芝が半導体世界シェア2位に浮上,NECが3位に後退

 日本ガートナーグループのデータクエスト部門は4日,世界半導体市場シェア(速報値)を発表した。急成長した東芝が2位となり,日本国内最大手の半導体メーカーとなった。約10年にわたって2位を占めていたNECは3位に後退した。

 東芝はフラッシュメモリなどが好調で,売上高は前年比47.2%増の112億1400万ドルとなった。NECも前年比約20%(110億8100万ドル)の成長を見せたが,東芝にわずかに及ばなかった。NECは1975年に日立製作所を抜いて国内最大手の半導体メーカーとなり,1985年から1991年にかけては世界トップだった。

 世界トップは米Intelで,成長率は11%と他メーカーに比べ伸び悩んだものの,売上高は297億7500万ドルと東芝に2倍以上の差を付けている。4位は韓国Samsung Electronics,5位は米Texas Instrumentsだった。

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