News:ニュース速報 2001年1月18日 12:57 更新

東京めたりっく通信,下り最大3MbpsのADSLメニューを3月に投入

 東京めたりっく通信と大阪めたりっく通信は1月18日,ADSLサービスメニューの追加と変更を発表した。ADSLのG.dmt Annex C規格を導入し,下り最大3Mbpsのサービスを月額1万円程度で提供する。まず東京23区からスタートし,順次サービスエリアを拡大する予定だ。

 上位メニューの追加に伴い,既存メニューの変更も発表された。ブリッジタイプのモデムを使用する「Single640」(下り640Kbps/上り250Kbps,月額5500円)と「Single1600」(下り1.6Mbps/上り270Kbps,月額8000円)は「Single」の名称で統合され,月額5500円で下り最大1.5Mbps/上り270Kbpsとなる(NTTの回線利用料は別途必要)。

 また,ルータタイプのモデムを使う「Family640」と「Family1600」も「Family」に統合され,同じく月額5500円で下り最大1.5Mbps/上り270Kbpsとなる。新サービスは,3月末までに順次適用される予定で,既存ユーザーに対しては,2月分の利用料金から請求額が5500円に統一される。

 今回のメニュー変更は,ダークファイバーの活用により,NTT局間のバックボーン構築費用が大幅にダウンしたことによるもの。同社CEOの平野剛副社長は,「今回のメニュー変更は,“ダークファイバーショック”によるサービスの第1弾。今後,第2弾,第3弾がある」と話している。なお,サービスインしたばかりの名古屋めたりっく通信でも,同様のメニュー変更を「検討中」だという。

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