News:ニュース速報 2001年1月23日 05:01 更新

IBMが新Aptiva Eシリーズを発表,高齢者や初心者にも優しい「ITry Kit」導入

 日本アイ・ビー・エム(IBM)は1月23日,コンシューマー向けスリムタワー型PC「Aptiva Eシリーズ」の新製品「7EJファミリー」を発表した。同社の開発したユーティリティ「ITry Kit」を導入し,「高齢者やパソコン初心者にも,パソコンを“優しく”“易しく”した」(IBM)のが特徴。ITry Kitは,画面のアイコンや文字サイズなど23の項目を好みに応じて変更できるソフトだ。

 7EJファミリーでは,バンドルされるディスプレイによって,5つのモデルをラインアップ。ディスプレイには,新たに縦長表示が可能な回転式の15型TFT液晶も加えられ,通常の15型TFT,15型CRT,17型CRTの4種類から選択することが可能になった。価格はすべてオープン。IBM直販価格では,13万9800円(PC単体モデル)より。

 Aptiva Eシリーズ7EJファミリー共通スペックは以下の通り。

製品名Aptiva Eシリーズ7EJファミリー
CPUCeleron/766MHz
メモリ64Mバイト
HDD60Gバイト
ドライブCD-R/RW
モデム56Kbps
OSWindows Me

 またIBMは,大手ポータルサイトのLYCOSと協業し,高齢者などにも易しいWebコンテンツの拡大を推し進めることも明らかにした。LYCOSは同日,シニア向けに大型の文字やナビゲーションボタンを用いた専用コンテンツ「LYCOSシニア」を開始したが,3月1日にはIBMのWebトランスコーディング技術を用いた閲覧実験も開始する予定だ。→詳細記事

関連リンク
▼ 日本アイ・ビー・エム
▼ LYCOS

[芹澤隆徳, ITmedia]

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