News:ニュース速報 2001年2月9日 04:49 更新

富士通,大容量FRAMの量産化技術を開発

 富士通は2月9日,Mビットクラスの大容量なFRAM(Ferroelectric RAM,強誘電体メモリ)の量産化につながる新技術を開発したと発表した。同社はこの技術を活用し,FRAMの量産体制づくりを進める計画だ。

 FRAMは,SRAMやDRAMと同レベルの速度でデータの読み書きが可能な不揮発性メモリ。現行のFRAMは2T2C構造(2つのトランジスタと2つのキャパシタ)の制約から大容量化が進まなかった。富士通は制約の少ない1T1C構造でも安定動作と高い歩留まりを実現する回路技術を開発。1T1Cでも2T2Cと同等の信頼性を保った製品の実現を確認したという。

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