News:ニュース速報 | 2001年2月14日 08:04 更新 |
オリンパス光学工業は2月14日,米Eastman Kodakとデジタルカメラ技術で包括的なクロスライセンスを結ぶことで合意したと発表した。
オリンパスの家庭用昇華型プリンタを利用した画像印刷や,ネットワークを通じたオンラインプリンティング,サイト上での画像共有化といったトータルなデジタル写真システムの実現が目的としている。また今後,レンズやCCDの相互供給やデジタルカメラ本体のOEM供給も視野に入れた積極的な協力活動を展開していくという。
世界のデジタルカメラ市場では,オリンパスと富士写真フイルム,コダックの3強がしのぎを削る中,ソニーなどもじわじわとシェアを高めている。トップクラスのオリンパスとコダックが手を結ぶことで,他社へのけん制と世界市場におけるイニシアティブ確保を図る狙いがあるようだ。
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