News:ニュース速報 | 2001年2月20日 04:31 更新 |
イー・アクセスは2月20日,名古屋地区でのADSL常時接続サービスを2001年度第1四半期中に開始すると発表した。同時に,NTT東日本とダークファイバーの相互接続について協定を締結したことも明らかにした上,2月16日付で総額50億円の第三者割当増資を実施したことも発表した。
名古屋地区では,現在の首都圏と近畿圏でのサービスと同様,ISP経由でユーザーに提供される。近く具体的な開局予定を発表するという。
ダークファイバーを獲得したことで,現在は他通信会社の専用線を利用しているバックボーン回線をダークファイバーに代替してコスト削減を図る。今後はADSLに加え,光ファイバーを利用したFTTHも検討,ブロードバンドサービスをさらに強化する。
第三者割当増資は,オリックスや東京海上火災保険,富士銀行や海外VCなどを引受先とするもの。同社の払込資本金総額は97億円となる。資金は,名古屋でのサービス開始に向けた支店開設や,ダークファイバー利用のバックボーン構築,FTTHの試験などに充てる。
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