News：速報 2001年2月26日　02:37 更新

アットホームジャパン，コンテントの充実で2001年は加入者27万人獲得へ

　ケーブルテレビ放送網を活用して高速インターネット接続サービス「@NetHome」を提供するアットホームジャパンは2月26日，「ビジネスカンファレンス2001」を開催し，新しいコンテントサービスやブロードバンドならではのシステム／ソリューションサービスをアピールした。

　事業開始後，実質的には初めての1年となった同社の平成12年度決算は31億2000万円の赤字だったが，広瀬禎彦社長は，「加入者（10万1000人），売上高（7億3000万円）どちらも目標を上回った」としている。

　現在22のコンテントパートナーから番組の提供を受け，@NetHomeの加入者に配信しているが，2001年はニューヨークのセンターシート，カラオケのパイオニア・ミュージック・サテライト，アスキー，電子書籍のイーブックなど，ブロードバンドを生かしたコンテントを新たに加えていく。アットホームジャパンでは，課金システムの構築を進めており，マルチメディア図鑑，電子書籍，カラオケといった課金サービスも始まるという。

　今年は27万人の加入者を見込む同社では，「初めてのユーザーにも親しんでもらえるコンテントにも注力する」としている。

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